課題解決
製品化
バリアブルマットレス
緩和照射時の患者の痛みを軽減。2層構造マットレスの開発。

背景と経緯
緩和照射を必要とする患者様には、加齢に伴う脊椎変性を抱えている方が多く、硬い寝台の上で仰臥位の姿勢を保つことが苦痛となり、静止臥床が困難になるケースが少なくありません。
この課題に対し、大阪府済生会野江病院 放射線治療科の山本氏は、患者様の負担軽減と安定した治療を両立させるツールとして「2層構造」のマットレスを考案されました。
当社は医療機器メーカーとしての技術を活かし、その実用化に向けて共同で製品開発を行いました。

設計開発
当社にて試作品の設計および製造を行いました。
試作にあたっては、適切な体圧分散性とクッション性を得るための素材選定など山本氏と協議を重ねました。
完成した試作品を用いて済生会野江病院にて臨床における効果検証を行った結果、患者の体圧が適度に分散され、痛みを軽減することが実証されました。

アイディアの実用化
臨床試験による有効性と安全性の確認を経て、詳細な仕様の最適化により正式に製品化をいたしました。
本製品は、緩和照射をはじめとする放射線治療時において、安定した治療環境を提供し、患者様のQOL向上につながるものと考えております。
共同開発
大阪府済生会野江病院放射線治療科 山本 鋭二郎
